企業とNPOのマッチングプロジェクト

NPOサポートちがさきによる「企業×NPO×行政」のマッチングプロジェクト。活動日誌やイベントのお知らせ、マッチング事例などをご紹介します。

TOTO×茅ヶ崎市 どんぐりの森で未来をつなごう!

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 どんぐりの木をあなたは思い浮かべられますか?

 

実はわたし、どんぐりは落ちているものしかイメージできませんでした。あれは実なのか種なのか、食べられるのか食べられないのか、そもそもあの帽子みたいなものは何なのか・・・

 

このどんぐりで森をつくる。最初そのことを耳にしても全くピーンと来なかったわけですが、どんぐりの森がもたらす社会的・環境的な価値を広めようと、「TOTOのどんぐりの森づくり」事業が進められています。

 

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このたび、茅ヶ崎でも事業が開始されることとなり、茅ヶ崎市が保有する土地をこの事業で有効活用することができました。NPOサポートちがさきは、このマッチングの仲介をさせていただきました。

 

企業活動と行政活動のマッチングって、難しいものがあります。企業は自社の営利を追求する存在ですし、行政は公平性・中立性がとても重要です。そのため企業が社会的な活動をしようとしても行政が協力できないケースも多く(社会的な活動なのかどうかを一つ一つ客観的に審査するのが難しい)、NPOサポートちがさきのような中間支援組織が果たす役割はこのような場面にもあらわれてきます。

 

皆さんの街でもこのような企業と行政、企業とNPOの素敵な協働事例があると思います。これは良い!と思う事例がありましたら、どんどん教えてください!

 

 

 

11月16日 TOTOどんぐりの森づくり事業 植樹を実施!|茅ヶ崎市公式ホームページ

 

(文責:北川哲也

伊藤園 × さぽちが お茶のおしい入れ方教室

 10月15日(火)、「お茶のおいしい入れ方教室」が、住宅型有料老人ホーム「ネオ・サミット茅ヶ崎」にて開催されました。強い雨風のなか、12時半には伊藤園さんが到着。瞬く間に道具や茶葉が並べられ、おそろいの「お~いお茶エプロン」をつけて準備完了です。
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15時 さぽちが×伊藤園の挨拶に続いて、伊藤園CSR推進部・ティーテイスター2級*の白石毅さんによるお茶セミナーが始まりました。

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白石さんの軽妙なトークにひきこまれ、ポットのお湯、湯のみに入れて移したお湯、氷の水出しと、お隣り同士でお茶を入れて順々に味わうにつれ、場が和んでゆく「お茶の力」を感じます。
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普段はティーバックやペットボトルのお茶を飲んでいる人も急須で入れるお茶のおいしさを再発見。このセミナーをきっかけに、心のふれあいときずなが深まることを願っています。

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お茶セミナーは、神奈川県「企業とNPOのパートナーシップ事業」の一環として、さぽちがと株式会社伊藤園の協働企画として行いました。  

*ティーテイスター:伊藤園の社内資格

文責:益永律子

 

【御礼!】10/11 企業×NPO×行政の交流サロンⅡを開催しました !

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平成25年10月11日、茅ヶ崎市コミュニティーホールにて「企業×NPO×行政の交流サロンⅡ」を開催いたしました。テーマは「チーム茅ヶ崎へ。新しい連携のカタチ。答えは足元に。ローカルファーストで人・モノの好循環。」というものでした。

 

60名くらいを想定して企画・準備してきましたが、ふたを開けてみると70~80名くらいの企業関係者、NPO関係者、行政職員が参加されました。(ありがとうございます!!)

 

交流サロンの開催は、昨年の11月、今年の5月に続いて3回目。同じ茅ヶ崎で地域のために活動をしていても、互いに何をやっているのか見えてこなかったり、ちょっと協力し合えばもっと効率的に・効果的に活動ができるのにそれがなかなか実現できなかったり・・・そういう状況がありますので、まずは風通しを良くしようということで、交流のきっかけをつくるイベントを開催しております。

 

イベントの反省やふりかえりについては、今後NPOサポートちがさき(さぽちが)にて丁寧におこない、今月中に参加者、関係者の皆さまにご報告させていただきます。

また、このたびさぽちがでは、メールマガジンを発刊することに決まりました。その詳細についても、次回お話しさせていただきます!

 

皆さま、今後とも引き続きよろしくお願いします!

 

(文責:北川哲也

【告知!10/11】企業×NPO×行政の交流サロンを開催いたします!

身近な地域で多様な人たちが交流し、お互いを知れば新しい価値を生み出すきっかけになるかもしれません。

 

昨年より動き出した当法人の「企業×NPO×行政のマッチングプロジェクト」では、市内企業の皆さまへのアンケート調査をスタートとして、今回のような交流イベントを既に2回実施いたしました。

前回は、5月24日に茅ヶ崎商工会議所で開催し、多くの企業・NPO関係者に集まっていただきました。その際のレポートはこれ。

 

 

【御礼!】企業×NPO×行政の交流サロンⅠを開催しました ! - 企業とNPOのマッチングプロジェクト

 

前回は、時間の制限上、交流の時間が十分に確保することができなかったため、今回はテーブルワークの時間を多めに設定しています。

 

今回のテーマを一つに絞るのはなかなか難しいのですが、個人的には「企業活動における地域とのかかわり方」について注目していただけると、事例発表は面白いんじゃないかと思います。

 

社会貢献とか、CSRとか、企業活動は本業だけでなく社会的な活動も義務のように言われがちですが、最近は、本業を通じた社会への価値提供(還元)が注目されています。いわゆるCreated Shared ValueCSV=本業で社会で共有できる価値を生み出す、ということ)という概念ですね。

 

たとえば、今回登壇していただく長谷川書店さんは、茅ヶ崎では誰もが知っている街の本屋さんですが、「本を通じて人を育て、国力をあげることが自分たちの使命。そのために有意義な本を売り、また、読み聞かせ講座を定期的に実施する。」ということを実践されています。

 

 

【企業ヒアリングマラソン】書店から進めるヒト創り|長谷川書店さん - 企業とNPOのマッチングプロジェクト

 

このような活動はやり方によってはマーケティング色が強く出過ぎたり、商売っ気が出てきて、「売名行為だ!」って反感を買ってしまうところが実際にはあってすごく難しいのですが(「あまちゃん」でも太巻さんが言ってましたよね。)、このような活動を無理なく継続して実践できる環境づくりや、人のネットワークづくり、それにこのような活動をすることで皆に知ってもらえるというちょっとしたインセンティブがすごく大切で、これらの活動がひいては街を豊かにしていくと考え、私たちNPOサポートちがさきは、そんな環境整備事業として今回のイベントも位置づけています。

 

 

今はこのような活動に興味はなくとも、参加してみるときっと多くのヒントを得られると思います。だいたい、企業とNPOとでは文化がずいぶん違うので、そういう垣根を超えて関われる機会は少なからずカルチャーショックを受けると思います。

  

そういうわけですので、学生さんも主婦の皆さんも、シニアの方、企業の方、NPOの方、どんな方でも気軽に足を運んでいただいて新しい出会いを作ってみてください。きっと新しい刺激を受けることができますよっ!

 

 

なお、お申込みは下記のURLからチラシのPDFを取得していただき、Faxで送っていただくか、関係者に声をかけていただき代理で申し込みをしてください。参加費は1000円かかりますが、軽食もあって資料ももらえるので、とてもオトクです!何より出会いの機会ですからね♪

 

▼交流サロンのチラシPDFデータ

 http://www.sapochiga-mirai.com/PDF/20131011-npo.pdf#zoom=100

 

 

お申し込みを心よりお待ちしております!

 

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(文責:北川哲也

 

 

【企業ヒアリングマラソン】地域・企業がWin-Winの関係に|伊藤園とネオ・サミット茅ヶ崎のコラボ

  

茅ヶ崎で取り組まれている企業による社会や地域への貢献活動を聞いて、共有するヒアリングマラソン。本年度は市内50社程度を目安に、皆様の活動状況についてお話しをお聞きし、NPOとの交流や、行政とのかかわりを促していきたいと思います。ヒアリングに協力してくれる市内企業さん、是非お声かけください。

 


 

  今回は、昨年茅ヶ崎に住宅型老人ホームをスタートさせたネオ・サミット茅ヶ崎さんと訪問。施設のコンセプトについてお聞きしつつ、今回は伊藤園さんとのコラボレーションを創出するために、当法人が仲介(ハブ)役としてお手伝いさせていただきました。

 

そこで、ネオ・サミット茅ヶ崎さんのご紹介と、伊藤園さんとのコラボレーション事業についてご紹介させていただきます。当法人のような中間支援型NPOが企業間取引でどのように機能するのか、企業活動の地域との関わりの重要性を知るにはとても良い事例ですので、少し丁寧にご紹介させていただきます。

 


 

   

神奈川県 茅ヶ崎市 住宅型有料老人ホーム ネオ・サミット茅ヶ崎 | 介護付有料老人ホーム ネオ・サミット茅ヶ崎 ケアレジデンス

 

 

 


CSR(社会・環境) | 伊藤園

 

 今回お邪魔させていただいたネオ・サミット茅ヶ崎さんは、住宅型有料老人ホームという施設。厳密には住宅としての老人ホームと、介護付き施設としての老人ホーム(ケアレジデンスという名称)が併設されているのですが、今回は前者を対象に訪問いたしました。

 

どちらかというと、こちらは高級老人ホームといわれる部類。入ってみるとホテルのような施設で、「こんなところが茅ヶ崎にあったんだぁ」と私はとても驚きました。そんな施設ですが、コンセプトとしては地域とのつながりを非常に大切にしています。

 

3.11以降、海抜が10メートル未満の地域が非常に多い茅ヶ崎でも、津波への警戒が強まりました。特に国道1号線以南の地域は、津波の規模によってはすべて飲み込まれてしまう可能性もあります。

 

▼参考:茅ヶ崎市津波ハザードマップ

http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/dbps_data/_material_/localhost/050bosai/010bousai/tsunamihazardmap.pdf

 

そこで、ネオ・サミット茅ヶ崎さんでは、施設の高さを津波対策で安全と言われる18メートルに設定し、近隣の方々が避難できるように屋上を避難場所として提供することにしました。そのため、茅ヶ崎市の津波避難場所(非難指定地域)として指定されています。さらに、マンホールトイレの設置や、敷地内の公園のベンチが緊急時のカマドになるなど、教訓を十分に取り入れていることが分かります。

 

また、環境への配慮も大切にしており、屋上には太陽光パネルを多数設置し、施設の電気は余裕で賄えるほどの発電が可能となっています。売電もしているとのこと。

 

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屋上に上ってみたのですが、眺望が素晴らしく、入居者に会いに来たご家族がわざわざ屋上に上がりたいと思える施設にしています。

 

他にも農業工場というものを施設内に設け、研究所のような雰囲気すらあり、ワクワクしました。

 

 

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さて、今回のエントリーはネオ・サミット茅ヶ崎の宣伝ではありません。伊藤園さんとのコラボレーションを成功させるためです。

 

伊藤園さんのCSR活動は、「茶畑から茶殻まで」というテーマで大規模な茶畑から品質管理のうえで茶葉を仕入れ、お茶から生ずる茶殻のリサイクルまでおこない、徹底した持続可能な事業活動に取り組んでいます。

 

 

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茶殻リサイクル製品一覧 | 茶殻リサイクルシステム | 伊藤園

 

茶殻を使用しているので、名刺や封筒の匂いを嗅ぐとお茶の香りがします(!)。お茶の持つ殺菌作用や、香りの良さを活かしながら、環境対策にも力を入れいているわけですね。

 

また、おいしいお茶を日本中で飲んでもらいたいと、お茶の入れ方講座も開催しており、今回はこの講座をネオ・サミット茅ヶ崎さんで開催したいという意向を当法人が受け、その場をコーディネートさせていただいたというわけです。

 

 

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多くの企業がセミナーや◯◯講座を開催しようとしていますが、なかなか場所や集客が難しく、低予算では実現しにくいのが実情です。一方で、そのようなセミナーや◯◯講座を自分たちの施設で開催してほしいというニーズもたくさんあります。

この両者がなかなかマッチングしないため、思うように進まないのが現状なのですが、当法人のような中間支援団体は地域の企業やNPOのニーズを把握することを心がけていますので、今回の伊藤園さんの申し出にすぐに対応することができました。

 

結果的に、伊藤園さんとネオ・サミット茅ヶ崎さんのマッチングに成功し、当法人としても地域に新たな価値を生み出すことができました。

 

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今回成立した事業は10月の初旬~中旬のいずれかの日程で開催されます。

 

 

 

 

今回のように、企業(伊藤園さん)とNPO(当法人)の協働(マッチング)は、場合によっては企業と企業の協働(マッチング)を生み出す上で非常に有効に機能することがあります。最近は比較的規模の大きな企業が当法人のような中間支援型NPOを頼って、地域に根付いた活動を迅速にスタートする事例が増えています。

 

企業にとってNPOとの協働は、社会(地域)貢献と、企業活動でなかなかリーチできない領域にアプローチができるメリットの二つの側面があり、今後このような協働事例は、企業活動の規模の大小問わずさらに増えていくでしょう。

 

そのためにNPOとしては何が必要か、企業としては何が必要か、丁寧に準備することが大切なのだろうなぁと感じました。

 

 

(文責:北川哲也

 

【企業ヒアリングマラソン】書店から進めるヒト創り|長谷川書店さん

 茅ヶ崎で取り組まれている企業による社会や地域への貢献活動を聞いて、共有するヒアリングマラソン。本年度は市内50社程度を目安に、皆様の活動状況についてお話しをお聞きし、NPOとの交流や、行政とのかかわりを促していきたいと思います。ヒアリングに協力してくれる市内企業さん、是非お声かけください。

 


 

今回は、茅ヶ崎市民なら誰もが知っている本屋さん。長谷川書店さんです。店長は、長谷川静子さん。

 

 

 

茅ヶ崎市の本屋さん・本と文具は長谷川書店 - 長谷川書店 茅ヶ崎市の本屋さん・本と文具は長谷川書店

 

企業である長谷川書店さんが行う「読み聞かせ」活動について、どのような目的で、そしてどのような効果があるのか、お話しをお聞きするために訪問させていただきました。NPOサポートちがさきからは、益永律子代表、中野有子さん、茅ヶ崎市市民自治推進課の榎本さん、そして私(北川哲也)が参加しました。

 

 

Amazon楽天など、いつでもどこでも本が手に入る時代。媒体も紙から電子へと移行しつつある今、街の書店が果たすべき役割をどのようにお考えなのか、率直にお伺いいたします。

 

 

 

「本を売らなくてはならない」

「それだけじゃなく、読書を通じて人を育てていかなくてはならない」

 

 

 

開口一番、長谷川さんは言いました。

 

書店である以上、本を売って、そこで働く人の生活を守り地域住民としての義務を果たすのが基本ですが、書店業界は決して潤っている状況ではありません。

 

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こちらの表は日本著者販促センター(http://www.1book.co.jp/001166.html)の記事より引用させていただいておりますが、書店の大規模化、オンライン化によって、業界構造は大きく変わってきました。街の書店はどんどん減少し、既存の店舗も収益は右肩下がり。

 

ではなぜ読み聞かせを止めないのでしょうか?

長谷川さんは次のように言います。

 

「長谷川書店の店長になったとき、人の役に立つお店にしたいと思いました。日本は資源の乏しい国と言いますが、日本の国力を支えているのは人(人財)です。この国力を守るためには、人を育てる必要がある。本屋としてどのようにアプローチするかを考えたとき、本と人とのかかわりを大切にした結果、「読み聞かせ」に行き着きました。」

 

もう今回で181回目を向かえる読み聞かせ。デザイナーさんがデザイナーを志そうと思ったきっかけの本だったり、クリエイターさんのきっかけになった本の紹介をしてみたり、ときには絵本を映像とコラボレーションして流したり、読み聞かせのファンは着実に増えています。

 

 

「でも、やっぱり収益は上がらないんですよね(笑) それでも、子どもたちが『コロコロ』を気軽に変えることが街の書店が存在する意義だったりもすると思うんです。」

 

オリンピックが2020年に開催されることになり、景気が良くなることが期待されていますが、それでも地域の企業が今後どのように活躍するかは、真剣に向き合わなければならない課題のひとつ。

 

長谷川さんのお話しをお聞きしながら、自分たちの事業を再定義する時期にやってきているのかもしれない、と私自身1人の事業者として考えさせられました。

 

書店を通じて人を育てる事業。長谷川さんは、柔らかな雰囲気の下に情熱的な思いがあふれていることを感じる、そんな女性でした。

 

 

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 (文責:北川哲也

 

【御礼!】企業×NPO×行政の交流サロンⅠを開催しました !

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2013年5月24日(金)、茅ヶ崎商工会議所で『企業×NPO×行政の交流サロンⅠ』を開催しました。NPOサポートちがさきと茅ヶ崎市との共同事業の一環です。市内企業、市内NPO、行政職員が膝を交えて協働について考え、交流を深めるイベントです。

 

このイベントは「チーム茅ヶ崎へ。ここから始まる!新しい連携のカタチ」というテーマが設けられています。これからの街づくりは行政だけでなく、市民参加が必要ですが、その主な担い手として企業NPO(非営利活動団体)に期待が寄せられています。

 

とはいえ、なかなかその活動のあり方がイメージできない、お互いに何をしているのか見えないなど課題も多く、当法人では平成25年度の事業の一つのとして、市内の各セクターが「交流」し、街づくりと連動する方法としての協働に関する「啓発」を目的としたプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは昨年の秋に実施された市民提案型協働推進事業の一つで、行政とコラボレーションして進めています。

 

今年度第一回目のイベントが、今回の「企業×NPO×行政の交流サロンⅠ」です。

 

 

対談「NPOの想い × 地域型企業の想い」

 

 

 

 

文教大学国際学部那須一貴准教授をお迎えし、当法人代表の益永律子氏と対談形式で「協働に向けてNPOに求められるチカラ」についてお話し頂きました。

 

那須准教授は、大手プラントメーカーにて国内外の新規事業企画立案に従事した後、株式会社ジェムコ日本経営にてコンサルタントとして中小企業を中心に営業戦略を主に手掛けてこられ、その中で育成や研究という点に興味を持たれ2010年より文教大学国際学部で教鞭を取られています。今回は那須ゼミの学生も10名弱参加していただきました。

 

 

 

 

 

「地域型企業にとって、地域市場・ニーズを把握することは大きな競争優位につながり、その地域ニーズに最も近い存在であるNPOと協働することがビジネスにおいて強みになる」と言います。

 

裏を返せば、NPOとしては「自社・自団体との協働・連携が企業の経済的メリットに直接・間接につながるということを提案できなければならない」ということであり、NPOとしては自分たちの「実績」や「連携効果」などを「可視化(見える化)」させていくことが不可欠であるとお話しされました。

 

この点は非常に共感できます。可視化はNPOだけではなく、多くの企業が抱える課題です。いま、私たちがマッチングに向けて動いていく中で企業もNPOも可視化が必要であり、行政は可視化されているけど方向性がなかなか見え辛いところがありますので、その点を補うような関わり方が必要です。

 

とはいえ、じゃあどうすればいいのか?というと、自分のことは自分が一番知っているようでそうではないことも多いものです。この部分をいかに改善していくかが今後の課題ですね。

 

 

事例紹介「地域×企業×子ども 接点を広げる試み」

  

 

 

 

障害を抱えている子どもや支援を必要としている子どもたち(小5から高3くらい)を対象に、週に1回程度企業で職場体験をさせることで、社会性を身に付けたり、大人になるプロセスを体験させることに挑戦する「ぷれジョブちがさき・さむかわ」の代表高田浩暢氏にお話しをいただきました。

 

この活動は単に子どもたちのためだけでなく、「受け入れ企業の職場環境が改善する」という効果があるとのこと。具体的には、障害などのハンディを負った子どもが職場体験するためには、安全性に配慮されていて、子どもでも関われるようなフローができていないと難しいものですが、受け入れをきっかけとしてこの安全性やフローができてくるのです。

 

また、子どもに業務を説明することで、従業員のコミュニケーション力が向上したり、コーチングスキルがアップするなどの効果もあるとのこと。今一度自社の環境改善として子どもを受け入れてみるのは良いのではないでしょうか。

 

 

事例紹介「大学×企業 新たな価値を提案」第9回神奈川産学チャレンジプログラム最優秀賞「お客さまに愛される駅ビルづくり」

 

 

 

那須一貴準教授のゼミ生である河住玲奈さんによるプレゼンテーションです。

 

これは、神奈川産学チャレンジプログラムで、茅ヶ崎ラスカを運営している湘南ステーションビルさんからの募集で最優秀賞を受賞したプレゼンです。

 

神奈川産学チャレンジプログラムとは、社団法人神奈川経済同友会の会員企業・団体が、日常の経済課題から実践的な研究テーマを提示し、これに対して学生が能動的に研究したうえで解決策をレポートにまとめて提出するもの。那須ゼミは2年連続で最優秀賞を獲得されています(すごい!)

 

茅ヶ崎ラスカは現在大規模改修中なんですが、このラスカが茅ヶ崎市民に愛されるための仕組みづくりを、非常に丁寧な調査を重ねて提案しています。学生とは思えない提案力に、イベント終了後の主催者打ち上げで行政の皆さんが「あんなすごい若い人が入ってくると思うと焦る」と語っておりました(笑)

 

 

テーブルワークと懇親会

 

 

テーブルワークは顔合わせ的な位置づけのため、自己紹介をしながら今日の講演などについて語る場です。もともとこういう活動に関わる人は主張を持ってる人が多いです。そのため、コーディネーターとしてプロジェクトメンバーが各テーブルに加わりましたが、会話に入る必要がないくらいに活発に意見交換がなされていました。

 

本記事を書いている北川が、特に気になったのは「NPOと企業の違いって何だろう?」という議論。意外にもNPOの当事者の皆さんの中にも自覚されていないことは少なくないようです。

 

同じテーブルにはセカンドブックアーチの代表山本さんは「自分がやりたいカタチにフィットするのがNPOだった」と語ります。そう、結局「何をしたいのか」という目的から、当該目的達成へのアプローチの手段としてNPOなり株式会社なりを選択するのです。それは、資金調達の方法だったり、活動スタイルだったり。基本的なことですが、改めて「なぜ今のカタチなのか?」を考えてみても良いかもしれません。

 

 

懇親会では、企業とNPOと行政の各セクターから代表者1名ずつにご挨拶をしていただきました。

 

 

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まずは商工会議所の齋藤さん。

 

 

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続いて、湘南スタイル代表の藁品さん。

 

 

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最後に、茅ヶ崎市市民自治推進課の山田課長。

 

皆さんがそれぞれの立場で「茅ヶ崎市を良くしていく」という想いの実現に向けて活動されています。

 

 

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このプロジェクトでは、10月11日(金)に「企業×NPO×行政の交流サロンⅡ」を、来年の2月7日に「マッチングフォーラム」を開催します。詳細は順次アップしていきますので、興味のある方はいつでも声をかけてくださいね!

 

 

なお、このプロジェクトのリーダー杉村一憲氏のブログでは、スピーディーにこの活動が報告されています。皆さんも是非読んでみてください♫

 

 

企業ⅩNPOⅩ行政の交流サロンⅠ : 杉ちゃんが行く!6

 

 それでは。

 

 

(文責:北川哲也