Empowerment

認定特定非営利活動法人NPOサポートちがさきで取り組んでいる様々なプロジェクトを発信します。

第1回商店街勉強会 〜鈴木博明氏をお招きしました〜

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第1回勉強会 

日時:10月26日(木)19時~21時  

場所:茅ヶ崎市民活動サポートセンター 参加者:13名

講師:鈴木博明さん(神奈川県産業労働局商業流通課商業まちづくりグループ 副主幹)

 

県内の商店街や街の活性化に取り組んで約30年。

鈴木さんがその地の商店街を歩けば、まず知らない人はいないという超有名人。老齢化や廃業などでシャッター商店街と呼ばれた街の再生など、手がけた数は計り知れません(横浜人図鑑HPより抜粋)。

★以下のサイトからTV番組「横浜人図鑑」のYOUTUBE動画が視聴できます。

http://jinzukan.myjcom.jp/yokohama/post/95

 

全国で急速に増えるシャッター商店街

ここ茅ヶ崎の商店街にも、空き店舗が目立ち始めています。市内の状況はまだ深刻ではありませんが、今有効な対応をしなければ、そう遠くない将来、茅ヶ崎市の商店街が活気を失うことは確実と思われます。

そこで、商店街活性化に意欲を持つ商店主さん、企業関係者、自治体職員、中間支援組織スタッフ等が集まり、事例研究や先進都市視察を通じて、茅ヶ崎の「商店街の未来を考える」情報交換の場(=異業種楽習会)をつくることにしました。

第1回目の「異業種楽習会」は、30年にわたり商店街活性化に取り組んできた経験を持つ県庁職員、鈴木博明さんに「商店街が変わる まちが変わる」というテーマでお話をしていただきました。

会が始まる前、鈴木さんの姿が見えないと思ったら、スーツからレストランシェフの仕事着(泉橋酒造の前掛けも着用)に着替えて会場に登場。鈴木さん曰く、「講演の際には、いつも着替えるんですよ」とのこと。どう見ても県庁職員には見えません(笑)。講演では、県内の商店街活性化に関する沢山の事例を紹介してくださいました。

なお、会の終了後、ある商店主さんから「今日聞いた話は目から鱗でした」との感想をいただきました。企画者として、望外のうれしい一言でした。今後は、息長く交流のできそうな地域への視察ツアーを企画したいと考えています。

(小山)

「食から未来へ」勉強会 第1回勉強会 

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第1回勉強会 

日時:10月2日18時半~20時半  

場所:茅ヶ崎市民活動サポートセンター 参加者:8名

JAさがみ組織経済部 販売課 菊地達也さん 

「みなさんは、どこまで知っていますか?身近な食の流通」というテーマでお話し頂き

ました。終了後参加の皆さんからもっと多くのみなさんに知ってもらいたい、有意義な

内容だったと感想を頂きました。

 

菊地さんのスピーチ要点

自分たちにできること 

・「知る」まずは買い物するときに表示をみる。

自分の口に入る食べ物が何で作られているか、どこでつくられているか、自分がしりたいと思っている情報がきちんと書かれているか確認する。

・「調べる」書かれている内容が分からない場合は、インターネットなどで調べる。何故、書かれているのか、その理由はなぜか、意外な事実が見つかることがある。製造メーカーに問い合わせることも良い。

・「考えてみる」新聞や雑誌、ネット、テレビ等で食品表示に関する様々な情報が提供されているので、食品表示について考えてみる。

・「アクション」素材のハッキリしたものを安心して食べたいということを伝える行動をする。

・4つの出来ることを提案しています。その上でよい食を求めるのであれば、適正価格であることが重要、商品を生産するひと、販売するひとが、それを販売することで生活ができ、またそれを生産する意欲が沸く価格=適正価格というものではないかと訴えています。

 

菊地さんは、現在の日本の農業について、輸入食品について、甘さ、濃さにむかっている嗜好の傾向など様々な我々が抱えている現状を丁寧に説明し、わいわい市設立の経緯と設立以来順調に売り上げを伸ばし、売り場面積から見た売り上げは全国一の規模になった。

ワイワイ市の生みの親のお1人でもある菊地さんの足跡、同時に食に関する正しい情報の伝達と将来を担うこどもたちにその思いを伝える大切さを真剣に考えるべきとの熱い想いが伝わる貴重な時間でもありました。

 

(久保田)

「食から未来へ」勉強会 スタート!

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市内にある古民家を再生した会員制の貸農園「リベンデル」に伺った時、熊沢さんが、敷地内にあるミントを摘んでお茶代わりに淹れて頂き、美味しかった事、時折思い出します。

文教大学健康栄養学部では、管理栄養士をめざす学生と共に活動し、研究成果として玉ねぎの皮の機能性について発表し、予防医学の視点から、地域と連携した料理教室等も行っておられます。

こうした発表に接する事が出来て非常に関心を持ったのは地元には野菜や、果実があり、自然の中で人びとに何かしら良い影響を与えてくれる、天の恵みが我々の地域に見事に存在する事でした。

これらに携わる人びとの考え方や実践を見聞きして、改めて地域の中や周辺にある農産物をそうした目で見直してみたいと思いました。身体は「環境」に育ち、環境は「健康」を育てるという昔の教えがあります。

NPOサポートちがさきは、10年後の市民の健康を見据えて、健康への一歩は「食」自主事業で食から未来へ勉強会を有志でスタート致します。 本年度の目標は、仲間づくりでありネットワークを創っていくことにあります。

TOTO×茅ヶ崎市 どんぐりの森で未来をつなごう!

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 どんぐりの木をあなたは思い浮かべられますか?

 

実はわたし、どんぐりは落ちているものしかイメージできませんでした。あれは実なのか種なのか、食べられるのか食べられないのか、そもそもあの帽子みたいなものは何なのか・・・

 

このどんぐりで森をつくる。最初そのことを耳にしても全くピーンと来なかったわけですが、どんぐりの森がもたらす社会的・環境的な価値を広めようと、「TOTOのどんぐりの森づくり」事業が進められています。

 

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このたび、茅ヶ崎でも事業が開始されることとなり、茅ヶ崎市保有する土地をこの事業で有効活用することができました。NPOサポートちがさきは、このマッチングの仲介をさせていただきました。

 

企業活動と行政活動のマッチングって、難しいものがあります。企業は自社の営利を追求する存在ですし、行政は公平性・中立性がとても重要です。そのため企業が社会的な活動をしようとしても行政が協力できないケースも多く(社会的な活動なのかどうかを一つ一つ客観的に審査するのが難しい)、NPOサポートちがさきのような中間支援組織が果たす役割はこのような場面にもあらわれてきます。

 

皆さんの街でもこのような企業と行政、企業とNPOの素敵な協働事例があると思います。これは良い!と思う事例がありましたら、どんどん教えてください!

 

 

 

11月16日 TOTOどんぐりの森づくり事業 植樹を実施!|茅ヶ崎市公式ホームページ

 

(文責:北川哲也

伊藤園 × さぽちが お茶のおしい入れ方教室

 10月15日(火)、「お茶のおいしい入れ方教室」が、住宅型有料老人ホーム「ネオ・サミット茅ヶ崎」にて開催されました。強い雨風のなか、12時半には伊藤園さんが到着。瞬く間に道具や茶葉が並べられ、おそろいの「お~いお茶エプロン」をつけて準備完了です。
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15時 さぽちが×伊藤園の挨拶に続いて、伊藤園CSR推進部・ティーテイスター2級*の白石毅さんによるお茶セミナーが始まりました。

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白石さんの軽妙なトークにひきこまれ、ポットのお湯、湯のみに入れて移したお湯、氷の水出しと、お隣り同士でお茶を入れて順々に味わうにつれ、場が和んでゆく「お茶の力」を感じます。
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普段はティーバックやペットボトルのお茶を飲んでいる人も急須で入れるお茶のおいしさを再発見。このセミナーをきっかけに、心のふれあいときずなが深まることを願っています。

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お茶セミナーは、神奈川県「企業とNPOのパートナーシップ事業」の一環として、さぽちがと株式会社伊藤園の協働企画として行いました。  

*ティーテイスター:伊藤園の社内資格

文責:益永律子

 

【御礼!】10/11 企業×NPO×行政の交流サロンⅡを開催しました !

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平成25年10月11日、茅ヶ崎市コミュニティーホールにて「企業×NPO×行政の交流サロンⅡ」を開催いたしました。テーマは「チーム茅ヶ崎へ。新しい連携のカタチ。答えは足元に。ローカルファーストで人・モノの好循環。」というものでした。

 

60名くらいを想定して企画・準備してきましたが、ふたを開けてみると70~80名くらいの企業関係者、NPO関係者、行政職員が参加されました。(ありがとうございます!!)

 

交流サロンの開催は、昨年の11月、今年の5月に続いて3回目。同じ茅ヶ崎で地域のために活動をしていても、互いに何をやっているのか見えてこなかったり、ちょっと協力し合えばもっと効率的に・効果的に活動ができるのにそれがなかなか実現できなかったり・・・そういう状況がありますので、まずは風通しを良くしようということで、交流のきっかけをつくるイベントを開催しております。

 

イベントの反省やふりかえりについては、今後NPOサポートちがさき(さぽちが)にて丁寧におこない、今月中に参加者、関係者の皆さまにご報告させていただきます。

また、このたびさぽちがでは、メールマガジンを発刊することに決まりました。その詳細についても、次回お話しさせていただきます!

 

皆さま、今後とも引き続きよろしくお願いします!

 

(文責:北川哲也

【告知!10/11】企業×NPO×行政の交流サロンを開催いたします!

身近な地域で多様な人たちが交流し、お互いを知れば新しい価値を生み出すきっかけになるかもしれません。

 

昨年より動き出した当法人の「企業×NPO×行政のマッチングプロジェクト」では、市内企業の皆さまへのアンケート調査をスタートとして、今回のような交流イベントを既に2回実施いたしました。

前回は、5月24日に茅ヶ崎商工会議所で開催し、多くの企業・NPO関係者に集まっていただきました。その際のレポートはこれ。

 

 

【御礼!】企業×NPO×行政の交流サロンⅠを開催しました ! - 企業とNPOのマッチングプロジェクト

 

前回は、時間の制限上、交流の時間が十分に確保することができなかったため、今回はテーブルワークの時間を多めに設定しています。

 

今回のテーマを一つに絞るのはなかなか難しいのですが、個人的には「企業活動における地域とのかかわり方」について注目していただけると、事例発表は面白いんじゃないかと思います。

 

社会貢献とか、CSRとか、企業活動は本業だけでなく社会的な活動も義務のように言われがちですが、最近は、本業を通じた社会への価値提供(還元)が注目されています。いわゆるCreated Shared ValueCSV=本業で社会で共有できる価値を生み出す、ということ)という概念ですね。

 

たとえば、今回登壇していただく長谷川書店さんは、茅ヶ崎では誰もが知っている街の本屋さんですが、「本を通じて人を育て、国力をあげることが自分たちの使命。そのために有意義な本を売り、また、読み聞かせ講座を定期的に実施する。」ということを実践されています。

 

 

【企業ヒアリングマラソン】書店から進めるヒト創り|長谷川書店さん - 企業とNPOのマッチングプロジェクト

 

このような活動はやり方によってはマーケティング色が強く出過ぎたり、商売っ気が出てきて、「売名行為だ!」って反感を買ってしまうところが実際にはあってすごく難しいのですが(「あまちゃん」でも太巻さんが言ってましたよね。)、このような活動を無理なく継続して実践できる環境づくりや、人のネットワークづくり、それにこのような活動をすることで皆に知ってもらえるというちょっとしたインセンティブがすごく大切で、これらの活動がひいては街を豊かにしていくと考え、私たちNPOサポートちがさきは、そんな環境整備事業として今回のイベントも位置づけています。

 

 

今はこのような活動に興味はなくとも、参加してみるときっと多くのヒントを得られると思います。だいたい、企業とNPOとでは文化がずいぶん違うので、そういう垣根を超えて関われる機会は少なからずカルチャーショックを受けると思います。

  

そういうわけですので、学生さんも主婦の皆さんも、シニアの方、企業の方、NPOの方、どんな方でも気軽に足を運んでいただいて新しい出会いを作ってみてください。きっと新しい刺激を受けることができますよっ!

 

 

なお、お申込みは下記のURLからチラシのPDFを取得していただき、Faxで送っていただくか、関係者に声をかけていただき代理で申し込みをしてください。参加費は1000円かかりますが、軽食もあって資料ももらえるので、とてもオトクです!何より出会いの機会ですからね♪

 

▼交流サロンのチラシPDFデータ

 http://www.sapochiga-mirai.com/PDF/20131011-npo.pdf#zoom=100

 

 

お申し込みを心よりお待ちしております!

 

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(文責:北川哲也