第1回勉強会
日時:10月2日18時半~20時半
場所:茅ヶ崎市民活動サポートセンター 参加者:8名
JAさがみ組織経済部 販売課 菊地達也さん
「みなさんは、どこまで知っていますか?身近な食の流通」というテーマでお話し頂き
ました。終了後参加の皆さんからもっと多くのみなさんに知ってもらいたい、有意義な
内容だったと感想を頂きました。
菊地さんのスピーチ要点
自分たちにできること
・「知る」まずは買い物するときに表示をみる。
自分の口に入る食べ物が何で作られているか、どこでつくられているか、自分がしりたいと思っている情報がきちんと書かれているか確認する。
・「調べる」書かれている内容が分からない場合は、インターネットなどで調べる。何故、書かれているのか、その理由はなぜか、意外な事実が見つかることがある。製造メーカーに問い合わせることも良い。
・「考えてみる」新聞や雑誌、ネット、テレビ等で食品表示に関する様々な情報が提供されているので、食品表示について考えてみる。
・「アクション」素材のハッキリしたものを安心して食べたいということを伝える行動をする。
・4つの出来ることを提案しています。その上でよい食を求めるのであれば、適正価格であることが重要、商品を生産するひと、販売するひとが、それを販売することで生活ができ、またそれを生産する意欲が沸く価格=適正価格というものではないかと訴えています。
菊地さんは、現在の日本の農業について、輸入食品について、甘さ、濃さにむかっている嗜好の傾向など様々な我々が抱えている現状を丁寧に説明し、わいわい市設立の経緯と設立以来順調に売り上げを伸ばし、売り場面積から見た売り上げは全国一の規模になった。
ワイワイ市の生みの親のお1人でもある菊地さんの足跡、同時に食に関する正しい情報の伝達と将来を担うこどもたちにその思いを伝える大切さを真剣に考えるべきとの熱い想いが伝わる貴重な時間でもありました。
(久保田)